すべり症

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• 長いこと歩いていると足が痛い…
• 足が痛いだけじゃなく痺れも…
• 我慢して歩いていると痛みが強くなる…
• 痛くても少し休むと治ってしまう…
• 尿の出方が今までと変わった…

すべり症は、脊柱管が狭くなって神経が圧迫されることにより症状が生じている状態です。

簡単にいうと、何らかの原因で腰あたりの神経に刺激が加わって症状が起こっています。

状態によっては痛みだけでなく痺れが生じることもあります。

生まれつき骨の形成異常のある方や、年を重ねた方がなりやすい病気の１つです。

すべり症では、次のような症状が出現します。

• 長時間歩いていると足が痛くなる／痺れるけれど、座ったり休憩すると痛み／痺れはとれて、また歩き始められる
• 長時間続けて歩くことができなくなった
• 痛み・痺れなどで歩くことに障害が生じる
• 歩くことに抵抗が生じるほどの苦痛が伴う

等々…

これ以外にも様々な症状が主に足に出現します。

人によって出現する症状や程度は違うので、「この症状はあてはまるけど、この症状にはあてはまらない」ということもあります。

基本的には医療機関の受診が最も勧められます。

歩行は生活の重要な１部ですので、医療者の手が加わった方が、後々のいい結果が期待できます。

受診した際の状態にもよりますが、医療機関を受診すると、理学療法（リハビリ）、お薬、装具の装着などの処置がとられます。

痛み止めなどの薬剤がもらえることで症状が緩和されやすくなりますし、リハビリをすることで歩行に関する問題が解決されやすくなります。

症状がやや進行していると、温罨法（腰部を温める）、牽引療法（けんいんりょうほう・腰の部分を機械で引っ張る）、神経ブロック療法（腰に麻酔薬を投与する）などの方法がとられることもあります。

しかし、受診した際の状態によっては手術になることもあります。

手術になった場合には「いきなり手術です！」というよりも、患者さんの都合も加味して日程を調整するので、安心してまずは受診しましょう。

他にも、腰部を温める方法は病院での施術以外にもあります。

自分でできることは何か、病院以外に行くとしたらどのような施設に行ったらいいのか、などなど相談したいことがありましたら、それも病院で質問したらいいでしょう。

専門家の手を借りて、うまく治していきましょう。

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