うつ病

• 最近眠れない日が続いている…
• 自分のことが嫌いになった気がする…
• やる気がどうしても出ない…
• 気分が落ち込みがちで物事が楽しめない…
• 思考にキレがなくなった…

うつ病は、精神的なストレスや身体的ストレスなどのあらゆる原因によって生じるといわれています。

ストレスの原因は個人によって様々で、職場環境や学校での人間関係、大事な人がいなくなってしまった、もしくは様々な原因の重なりであることもあります。

このように、いくつかの原因によって引き起こされるうつ病には、身体面から精神面にわたって様々な症状が出現します。

身体面の症状

• 動悸
• めまい
• 食欲の減退
• 倦怠感（身体のだるさ）
• 疲れがとれない／疲れやすい

等々…

精神面の症状

• イライラする
• 自分が悪いと思うことが多くなって、自分に自信が持てなくなる
• 「死にたいな…」と思うことがある
• やる気が出ない
• 眠れない
• 気分が落ち込みがちで物事が楽しめない／興味がない

等々…

これ以外にも様々な症状が出現しますので、何が原因で症状が出ているのかがわからないこともあります。

身体的な疾患が原因で起こる症状なのか、精神的な疾患が原因で起こる症状なのか、自身では判断できないことがあります。

人によって出現する症状や程度は違うので、「この症状はあてはまるけど、この症状にはあてはまらない」ということもあります。

まずは、うつ病が生じた原因を改善することが重要です。

うつ病は症状が２週間以上続くことが判断基準の１つとなりますが、うつ病になる前段階であると自身で症状を改善することが可能な場合も中にはあります。

自分がつらいと思っていることを避けること、それが難しい場合には自分がつらいと思っているその気持ち自体を軽減する、つまりストレス発散をすることが大切です。

ストレス軽減などで症状が緩和したという方もいらっしゃいますが、症状が改善しない、悪化する、他にも気になることがあるのであれば、すぐに医療機関を受診してください。

症状が出現しているのがストレスのせいではない、つまり他の病気が原因である可能性もあります。

うつ病は原因を取り除くことも重要ですが、やはり人によっては薬物療法が鍵になることもあります。

医療機関を受診して、自分に合った治療法を見つけましょう。

また、ストレスの軽減が難しい場合（仕事の都合でどうしてもストレスがかかる場合等）の対処方法や治療の進め方もご自身の生活に合わせて医療者が一緒に考えてくれるので、自分だけでは見えてこなかった対処方法を知る機会にもなります。

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